![]() 特に、医療用途のための噴霧器
专利摘要:
この噴霧器(1)は、噴霧される製品のための分配口を備えた、製品の容器(2)、および、噴霧アセンブリ(3)を含み、上記噴霧アセンブリ(3)は、この分配口と流体連通しており、そして、装着軸の周りへの挿入によって容器(2)に固定可能であり、この噴霧アセンブリ(3)は、上記容器(2)に固定可能であるように適合された近位領域(14)を画定し、上記装着軸を横断し、噴霧口(11)が配置されている遠位壁(10)を含んでいる噴霧器本体(6)、および、噴霧器本体(6)に装着されることを意されたキャップ(7)を含む。本発明によれば、キャップ(7)は、上記装着軸を横断する壁(20)を含み、実質的に損傷することなく、上記容器(2)にこの噴霧器本体(6)を固定するのに必要な50〜100Nの力に耐えて、この力の上記噴霧器本体(6)への伝達を可能とするため、十分に堅固である。 公开号:JP2011512305A 申请号:JP2010547273 申请日:2009-02-02 公开日:2011-04-21 发明作者:ヴェドリーヌ リオネル 申请人:ベクトン・ディキンソン・フランス・エス.エー.エス.; IPC主号:B65D47-06
专利说明:
[0001] 本発明は、特に、医療用途のための噴霧器に関する。また、本発明は、この噴霧器を製造するための方法に関する。] 背景技術 [0002] 噴霧するための医療品を収容する容器の製品分配口に、噴霧アセンブリを組み付けることによって、医療用途のための噴霧器を製造することは知られており、この容器は、特に、シリンジ本体である。これに関して、特許文献1が参照される。] [0003] 実施されたとして、この従来文献による噴霧アセンブリは、外部部材と外部部材内に配置される内部部材を含む。外部部材は、内部部材を受容するように意図された遠位チャンバを形成し、近位領域は、製品の分配先端(特に、シリンジの先端)に噴霧アセンブリを固定することを許容する。遠位端に、外部部材は、噴霧口が配置された横断壁を形成する。内部部材は、外部部材の遠位横断壁に支えられている遠位端を含み、近位の周囲スカート部は、放射方向に変形可能である。非変形の状態において、スカート部は、外部部材の周囲の内壁に接触し、噴霧される液体の加圧下で、放射方向内方につぶれて液体製品の流れを可能にし、スカートは、したがって、シリンジへの液体の逆流を防止する逆止め弁を形成する。外部部材は、シリンジの分配先端に固定されると、ゴムまたはエラストマー型の柔軟材料で形成された、外部部材に固定される保護キャップを装備される。] [0004] この出願におけると同様、特許文献1においては、構成部品または器具の遠位端は、使用者の手から最も遠い端を意味し、近位端は、使用者の手に最も近い端を意味する。同様に、この出願において、「遠位方向に」および「遠位に」という用語は、注射の方向を意味し、「近位方向に」および「近位に」という用語は、注射の方向とは反対の方向を意味する。] [0005] この文献による噴霧アセンブリは、いくつかの欠点を示す。] [0006] 第一に、それは、二つの組み付け操作を暗示しており、一つは、シリンジ本体への内部部材を備えた外方部分の組み付けのためのものであり、もう一つは、保護キャップを組み込むためのものである。これらの二つの操作は、複雑さ、および、噴霧器の製造のコストへの重大な影響を有する。] [0007] この噴霧器の製造上の制約は、また、シリンジ本体に対する噴霧アセンブリの位置決めの重大なばらつきを生起する。このばらつきは、大きな死容積を暗示し、シリンジを充填するための製品の付加的な量の必要性と、その結果の、コスト高を導く。このばらつきは、また、噴霧すべき量の容積のばらつきの危険性の結果となる。] [0008] この噴霧器は、さらに、外部部材の全遠位部分に固く係合する保護キャップの存在を必要とし、外部部材と保護キャップとの間に製品の停滞の危険を生起する。] [0009] さらに、この噴霧器は、充填後、外部部材と内部部材との間の空気の存在を排斥せず、それは、また、分配される製品の量の体積に影響する。] [0010] さらに、保護キャップの除去は、容易に実現されない。] [0011] 最後に、噴霧器は、不正開封を防止できず、すなわち、キャップは、証拠なしに除去され、再取り付けされる。] 先行技術 [0012] 米国特許第5、601、077号明細書 国際公開第03/077975号 カナダ特許第2、492、255号明細書 米国特許第4、746、035号明細書 欧州特許第0636421号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0013] 本発明の目的は、これらの欠点のすべてを克服することである。] [0014] 特許文献2は、使用者により、シリンジへの噴霧先端の結合がなされる鼻噴霧システムを開示する。上述した欠点に対する解決手段は、この文献によって開示されていない。] [0015] 特許文献3は、その唯一の機能が、分配口を覆ってシールすることである容器のキャップが開示されている。上述した欠点に対する解決手段は、この文献によって開示されていない。] [0016] 特許文献4は、液体容器にねじ込まれ、この容器に分配器を装着するために使用される閉鎖キャップを開示しており、容器の首部は同じようにねじ山を付けられている。キャップの唯一の機能は、プランジャーヘッドを覆って保護することである。ここで再び、上述した欠点に対する解決手段は、この文献によって開示されていない。] [0017] 特許文献5は、上述の欠点に対する何の解決手段も提供しない。] [0018] 本発明の主目的は、したがって、ただ一回の組み付け操作で互いに組み付けられる、噴霧アセンブリと噴霧される医療品を収容する容器からなる噴霧器を提供することである。] [0019] 本発明の他の目的は、容器に対する噴霧アセンブリの位置決めの減少されたばらつきを有する噴霧器を提供することである。] [0020] また、本発明の他の目的は、完全に堅固な噴霧器を提供することである。] [0021] また、本発明の他の目的は、低下した死容積を備える噴霧器を提供することである。] [0022] 本発明の付加された目的は、使用が簡単で不正開封を防ぐことができる噴霧器を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0023] 本発明の噴霧器は、それ自体公知の方法で、噴霧される製品の分配口を備えた、この製品の容器、噴霧アセンブリであって、上記噴霧アセンブリは、この分配口と流体連通しており、装着軸の周りに挿入することによって、この容器に固定することができ、この噴霧アセンブリが、上記容器に固定できるように合致させられた近位領域を画定する噴霧器本体を含み、上記装着軸を横断し、噴霧口が配置された壁を含んでいる噴霧アセンブリ、および、噴霧器本体に装着されるためのキャップを含む。] [0024] 本発明によれば、キャップは、上記装着軸を横断する壁を含み、実質的な損傷なく上記容器にこの噴霧器本体を固定するために必要な50〜100Nの力に耐え、したがって、この力の上記噴霧器本体への伝達を可能にするために十分に堅牢である。] [0025] したがって、キャップの上記横断壁を構成する材料の硬さは、容器へ噴霧器を固定するために必要な力の、キャップへの行使を許容するほどのものである。実際には、そのことは、この材料が、実質的な損傷なしに50〜100Nの力に耐えられねばならず、それは、ゴムまたはエラストマー型のどの材料も排斥すること、この材料は、流通している合成材料、特にポリプロピレンであり得ることを意味する。] [0026] 噴霧アセンブリは、したがって、ただ一回の組み付け操作によって容器に組み付けられ、それは、容器に対する噴霧アセンブリの位置決めのばらつきを減少することを可能にする。] [0027] 本発明は、したがって、従来技術の本質的な欠点を克服する。] [0028] 好ましくは、キャップの上記横断壁は、噴霧器本体へのキャップの装着位置で、噴霧器本体の上記遠位横断壁の隣接近傍に至り、キャップと噴霧器本体との間のどんな自由操作をも消去または減少する。] [0029] 好ましくは、キャップの上記横断壁は、噴霧口を覆うとともに、上記噴霧口を覆う領域において少なくとも一つのシール要素を含み、このシール要素は、噴霧口を密封して閉鎖することを可能にしている。] [0030] キャップに関するこの噴霧口のシールは、したがって、保証される。] [0031] 他の具体例によれば、このシール要素は、上記噴霧口の周囲に配置され、特に、円形形状を有してもよい。] [0032] 好ましくは、噴霧器本体およびキャップは、相補的な係合表面を形成し、係合されたとき、この噴霧器本体へのこのキャップの上記組み付け位置において、噴霧器本体に対するキャップの移動を軸方向に制限することを可能にする。] [0033] したがって、この組み付け位置で、キャップと噴霧器本体は、互いに組み付けられ、噴霧器本体に対するキャップの軸方向の動きを制限されて、単一ユニットを形成する。このことは、容器への噴霧アセンブリの組み付け工程の実施を容易にする。] [0034] 好ましくは、この場合、噴霧器本体は、その長手軸に垂直な平面を形成し、キャップは、この平面に支えられ得る内部に突出するエッジを形成する。] [0035] 噴霧器本体およびキャップは、上記エッジが、上記平面を越えて閉じることができるように、特に、形成される。上記噴霧器本体およびキャップは、また、接着、圧着、ハッチ式、または、どの適切な固定手段によっても固定され得る。] [0036] 好ましくは、キャップは、破壊可能な架橋により互いに結合された少なくとも二つの同軸部分からなり、これら二つの部分の一つは、近位で上記噴霧器本体に固定されることを意図されており、他の部分は、遠位で、噴霧器の使用の際に、上記架橋の断裂によって離脱させられることを意図されている。] [0037] これらの破壊可能な架橋は、噴霧器に不正開封されていない証を与える。] [0038] キャップの上記近位部分は、特に、この噴霧器本体およびキャップが包含する、上述の相補的係合表面によって、上記噴霧器本体に対して維持される。] [0039] これらの相補的係合表面の好ましい具体例によれば、 −容器は分配口への接続領域において肩部を形成するシリンジ本体であり、 −噴霧器本体の上述の平面は、この噴霧器本体の近位端に配置されており、 −キャップの上述した内部に突出するエッジは、このキャップの近位端に配置されており、 −噴霧器本体の装着位置は、容器へのこの噴霧器本体の装着位置において、上記平面と上記肩部が、これらの間に、上記エッジの厚みに合った溝を定めるようなものであり、その結果、このエッジは、軸方向の最小の自由移動でこの溝に受容される。] [0040] この軸方向自由移動の制限により、キャップの上記近位部分は、上記架橋の破壊後、噴霧器の残りの部分に対して軸方向に維持される。] [0041] 破壊可能な架橋の断裂は、このキャップの近位部分に対する、キャップの上記遠位部分の屈曲または回転によって実行され得る。しかしながら、好ましくは、噴霧器本体と上記キャップは、装着位置において、この噴霧器本体とこのキャップとの間に空間が存在するような、互いの大きさとされ、この空間は、キャップの遠位部分への横断または回転力の行使を許容し、これらの架橋の破壊を支援するために破壊可能な架橋に張力を及ぼすことを可能にしている。] [0042] 本発明による噴霧器は、上記噴霧器本体が画定する遠位チャンバに配置された内部部材を含むことができ、この内部部材は、装着位置において、その遠位端が噴霧器本体の上記遠位横断壁の隣接近傍に至り、一方、近位端が分配口の隣接近傍に至るような長さを有する。] [0043] これらの隣接近接は、本発明によって可能にされたばらつきの減少によって可能とされ、内部部材は、噴霧アセンブリの容器への装着位置が達せられたとき、スペーサーとして機能することができる。噴霧器本体の横断遠位壁へのこの内部部分の存置は、噴霧器のシールを可能にし、さらに、噴霧器本体によって形成されたチャンバにおける製品の死容積を減少させることができる。] [0044] 好ましくは、内部部材は、 −内部部材を受容することを意図された上記チャンバの部分に、調整された方法で、受容される大きさとされた近位部分であって、噴霧される製品の流れのための内部近位流路を定める近位部分、 −装着位置において、噴霧器本体の上記遠位横断壁の内部表面に至ることを意図され、遠位部分とそれを受容することを意図された上記チャンバの壁との間に、噴霧される製品の流れのための少なくとも一つの遠位流路を定めるような大きさとされた遠位部分、 −この近位部分とこの遠位部分との間の中間部分であって、その中に、上記近位部分の上記近位流路と上記遠位流路を連通状態に置くことを可能にする、少なくとも一つの横方向開口を配置された中間部分、 を含む。] [0045] そのように形成された内部部材は、製品の死体積を減少することに寄与し得、さらに、摺動しない、簡単な型によって、ただ一つの部品に成形され得る利点を有する。] [0046] 噴霧器本体は、上記チャンバの高さに組み付け領域を含み、上記内部部材は、この噴霧器本体とこの内部部材との組み付けを実行するために、この組み付け領域と協働するように意図された相補的な組み付け領域を形成することができる。上位組み付け領域は、噴霧器本体に配置された溝であり得、上記相補的組み付け領域は、上記溝に保持されることを意図された環状リブであり得、それは、また、凹所または止めであり得、上記内部部材は、突起または相補的な止めを含む。] [0047] 組み付けの間の噴霧器本体に対する内部部材の動きは、したがって、軸方向に制限され、本発明による噴霧器の製造工程の実行を容易にする。] [0048] 製品の流れのための遠位流路は、それ自体知られた、接線方向の流路が現れる、円筒状チャンバを含む。このチャンバおよび/またはこれらの流路は、噴霧器本体の上記遠位横断壁または内部部材に配置され得る。] [0049] 上述の噴霧器を製造するための、本発明による方法は、次の、 −容器に噴霧器本体を装着する前に噴霧アセンブリの噴霧器本体にキャップを装着すること、および、 −容器に噴霧アセンブリを装着できるようにするために、上記キャップの上記壁に上記力を与えること、 の工程を含む。] [0050] 本発明は、容易に理解され、本発明の他の特徴および利点は、非限定的実施例として、本発明が関与する噴霧器の好ましい具体例を示している、添付された線図を参照して明らかとなる。] 図面の簡単な説明 [0051] 組み付け前の、長手方向の断面における、この噴霧器に含まれる種々の部品の側面図である。 これらの部品の組み付け後の、図1と同様の図である。 保護キャップを形成する部分に含まれる分離可能な部分の除去後の、図2と同様の図である。 上記分離可能な部分の除去後の、保護キャップを形成するこの部分の斜視図である。 噴霧器に含まれる他の部分の一つの角度からの斜視図である。 噴霧器に含まれる他の部分のもう一つの異なった角度からの斜視図である。] 図1 図2 実施例 [0052] 図2は、噴霧される製品を収容する容器2(部分的に示されている。)、および、容器2に結合されるように設計された噴霧アセンブリ3を含む、噴霧器1を示す。図示例において、容器2は、ガラス製の、針を持たないシリンジ本体4であり、製品を分配するための先端5を形成している。] 図2 [0053] 容器2は、それ自身知られており、したがって、詳細には説明されない。図1を参照すると、先端5は、円錐上の近位部分5a、円筒状の遠位部分5bおよびこれら二つの部分5a、5bを、近位側から隔てる、わずかな肩部5cを含むことが、みてとれる。] 図1 [0054] 噴霧アセンブリ3は、三つの部材6、7、8、すなわち、噴霧器本体6、キャップ7および内部部材8を含む。] [0055] 噴霧器本体6は、一端で開口する受け筒のように形成されており、その他端に、噴霧開口11が配置された横断壁10を含む。この本体6は、特に、ポリプロピレンで製造される。] [0056] この本体6の周囲壁は、概して、わずかに円錐状であり、その横断面は、遠位方向で減少する。] [0057] その開口端で、本体6は、近位側から外方肩部13を画定するフランジ12を含む。この開口端から、本体6は、内方に、先端5との近位結合領域14および上記内部部材8の収容領域15を画定する。] [0058] 領域14は、先端5の形状と相補的な形状を有し、はめ合いおよび錠止により、噴霧器本体6の先端5への組み付けを可能にする。] [0059] 収容領域15は、近位から遠位方向に、円筒状部分15a、溝15b、円錐状部分15cおよび円筒状部分15dに、連続的に分けられており、以下に説明されるように、内部部材8の対応する部分を受容するように適合させられている。] [0060] 横断壁10は、製品を分配するための管路を形成しており、近位から遠位方向に、壁10の近位表面に配置された溝、円筒状チャンバ、および、噴霧開口11を連続的に含む。溝は、上記チャンバにほぼ正接して開口し、噴霧される製品の旋回流を生成するように配置されており、開口11の直径は、このチャンバの直径よりも小さいので、製品の噴霧が、上記チャンバから開口11に向うこの製品の奔流によって生ずる。このタイプの噴霧管路構造自身は、知られており、それゆえ、更に詳細には説明されない。] [0061] 壁10は、また、その遠位表面の水平面に、キャップ7と一体のシーラントバッファー22を受容する凹所を形成する。] [0062] キャップ部材は、また、受け筒形状であり、開口している近位端および壁20によって閉鎖された遠位端を含み、内部に、噴霧器本体6を受容するための凹所を画定する。このキャップ7は、また、特に、ポリプロピレンで製造される。] [0063] その近位端で、キャップ6は、内方に突出するエッジ21を含み、遠位側から方向づけられ、円錐状の近位入口を形成する肩部を画定する。図2に示されるように、本体6は、その遠位壁10がキャップ7の壁20に対して位置するとき、エッジ21がフランジ12によって形成された肩部13を背後で錠止するような長さを有している。この組み付け位置において、キャップ7および噴霧器本体6は、互いに対する組み付け部であり、噴霧器本体6に対するキャップ7の制限された可動性を備えた、単一のアセンブリを形成する。] 図2 [0064] 壁20はシーラントバッファー22を含み、この組み付け位置において、噴霧開口11を覆う。このシーラントバッファー22は、外側で、円錐状形状を有し、キャップ7内における噴霧器本体6の心出しおよびくさび作用を可能にする。] [0065] キャップ7は、また、図2および図4に、より詳しく示されるように、その壁を貫通する複数の放射開口25を含み、実質的に、両端からの中間に配置される。これらの開口25は、したがって、それらのいずれかの側に、容器2に固定されるように設計されたキャップ7の近位部分と、先に述べた分離部分を形成する、このキャップ7の遠位部分を画定する。開口25は、それらの間に、減少された横断面を有する材料の架橋を画定し、架橋部は、キャップ7の遠位部分に、垂直の、または、回転の力を及ぼすことによって、破壊される。図2は、噴霧器本体6との間に、本体6のわずかに円錐状の形状、および、キャップ7の円筒状壁による空間が存在することを示し、この空間は、これらの架橋を破壊するための上記力を付与することを可能にしている。壁20の円錐形状は、また、キャップ7の遠位部分が、上述の力の作用の下で、噴霧器本体6に対して放射方向に動かされたとき、架橋26に、それらを破壊する原因となる軸方向の張力を生成することを可能にする。] 図2 図4 [0066] 図5および図6を更に詳細に参照すると、内部部材8は、近位部分8a、この近位部分8aの遠位端に配置された周囲リブ8b、遠位部分8d、および、この近位部分8aとこの遠位部分8bとの間の中間部分8cを含むことが見てとれる。] 図5 図6 [0067] 近位部分8aは、収容領域15の部分15aに、ちょうど受容される大きさとされており、噴霧される製品の流れのための近位内方管路30を画定する。] [0068] リブ8bは、噴霧器本体6に含まれる溝15bに錠止されるように設計され、それゆえ、この本体6内で、内部部材8の安定した組み付け位置を画定する。] [0069] 遠位部分8dは、組み付け位置において、収容領域15の部分15dに収容され、遠位横断壁10の内表面に当接するように設計されている。それは、それと部分15dを画定する壁との間に、噴霧される製品の流れのための、少なくとも一つの遠位スリット31を配置するような大きさとされている。] [0070] 部分8cは、横方向の円錐台部分であり、ひいては、二つの平坦壁32によって画定される。これらの壁32は、それらと、部分15cを形成している本体6の壁との間に、製品の流れのための二つの側部空間を画定する。二つの横方向開口33が、近位部分8aおよび中間部分8cを接続する領域に配置され、管路30と遠位流れスリット31の接続を可能にしている。] [0071] 部材8は、また、組み付け位置(図2参照)において、その近位端が、先端5の隣接近傍に至るような長さを有する。] 図2 [0072] 肩部13の背後でのエッジ21の錠止後、噴霧器アセンブリは、上述のとおり、キャップ7の横断壁20が噴霧器本体6の遠位壁10の隣接近傍にある、単一のアセンブリを形成し、かなりの剛性を有する材料(ポリプロピレン)である部材6、7によって形成される。この剛性は、キャップ7を介した、容器2へのこの噴霧器本体6の装着および錠止に必要とされる力(50〜100N)の噴霧器本体6への伝達を可能にするようなものである。] [0073] 噴霧器アセンブリ3は、それゆえ、たった一回の組み付け操作によって容器2に組み付けられ、それによって、一連の噴霧器1の範囲内の容器2に対して噴霧器アセンブリ3の位置決めのばらつきを減少することができる。] [0074] 減少されたばらつきは、その近位端およびその遠位端が、それぞれ、先端5の開口および壁10の隣接近傍に至るように、内部部材8を設計することができる。これらの隣接近傍は、また、この減少されたばらつきに寄与し、内部部材は、噴霧器アセンブリ3が容器2に組み付けられるときにスリットとして機能することができる。壁10に対する、この内部部材8の適用は、また、噴霧器1の堅牢性を促進し、さらに、噴霧器本体3により形成される流路内の製品の死容積を減少することを可能にする。] [0075] 破壊可能な架橋26は、噴霧器の不正開封防止をなす要素を構成し、その容易な実現を可能にする。上述のキャップ7の近位部分は、架橋26を破壊した後、肩部13、エッジ21、および、本体4と先端5の間で容器2によって形成される肩部によって構成される付加的な係合表面によって、噴霧器本体6に対して完全に維持される。] [0076] 前述したところからわかるとおり、本発明は、特に医療用途のための、従来技術の類似の噴霧器に対して、特に、以下の利点を確定することを示す、噴霧器を提供する。 −たった一回の組む付け操作で組みつけられること、 −容器2に対する噴霧器アセンブリ3の位置決めのばらつきを減少したこと、 −完全に堅固であること、 −減少した死容積を有すること、 −容易に実装でき、不正開封を防止できること。] [0077] 本発明は、純粋に例証として与えられる具体例を参照して上述された。この具体例に限定されず、しかし、添付された請求の範囲によってカバーされる全ての具体例にまで及ぶことは言うまでもない。]
权利要求:
請求項1 噴霧される製品の分配口を備えた、この製品の容器(2)、噴霧アセンブリ(3)であって、上記噴霧アセンブリ(3)は、この分配口と流体連通しており、装着軸の周りに挿入することによって、この容器(2)に固定することができ、この噴霧アセンブリ(3)が、上記容器(2)に固定できるように合致させられた近位領域(14)を画定する噴霧器本体(6)を含み、上記装着軸を横断し、噴霧口(11)が配置された壁(10)を含んでいる噴霧アセンブリ(3)、および、噴霧器本体(6)に装着されるためのキャップ(7)を含み、キャップ(7)は、上記装着軸を横断する壁(20)を含み、実質的な損傷なく上記容器(2)にこの噴霧器本体(6)を固定するために必要な50〜100Nの力に耐え、したがって、この力の上記噴霧器本体(6)への伝達を可能にするために十分に堅牢であることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項2 請求項1の噴霧器(1)であって、キャップ(7)の上記横断壁(20)は、噴霧器本体(6)へのキャップ(7)の装着位置で、噴霧器本体(6)の上記遠位横断壁(10)の近傍に至り、キャップ(7)と噴霧器本体(6)との間のどんな自由操作をも消去または減少することを特徴とする噴霧器(1)。 請求項3 請求項1または2の噴霧器(1)であって、キャップ(7)の上記横断壁(20)は、噴霧口(11)を覆うとともに、上記噴霧口(11)を覆う領域において少なくとも一つのシール要素(22)を含み、このシール要素(22)は、噴霧口(11)を密封して閉鎖することを可能にすることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項4 請求項1から3のいずれか一つの噴霧器(1)であって、噴霧器本体(6)およびキャップ(7)は、相補的な係合表面(13、21)を形成し、係合されたとき、この噴霧器本体(6)へのこのキャップ(7)の上記組み付け位置において、噴霧器本体(6)に対するキャップ(7)の移動を軸方向に制限することを可能にすることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項5 請求項4の噴霧器(1)であって、噴霧器本体(6)は、その長手軸に垂直な平面(13)を形成し、キャップ(7)は、この平面(13)に支えられ得る内部に突出するエッジ(21)を形成することを特徴とする噴霧器(1)。 請求項6 請求項5の噴霧器(1)であって、噴霧器本体(6)およびキャップ(7)は、上記エッジ(21)が、上記平面(13)を越えて閉じることができるように形成されていることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項7 請求項1から6のいずれか一つの噴霧器(1)であって、キャップ(7)は、破壊可能な架橋(26)により互いに結合された少なくとも二つの同軸部分からなり、これら二つの部分の一つは、近位で上記噴霧器本体(6)に固定されることを意図されており、他の部分は、遠位で、噴霧器(1)の使用の際に、上記架橋(26)の断裂によって離脱させられることを意図されていることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項8 請求項5または7の噴霧器(1)であって、−容器(2)は分配口への接続領域において肩部を形成するシリンジ本体であり、−噴霧器本体(6)の上述の平面(13)は、この噴霧器本体(6)の近位端に配置されており、−キャップ(7)の上述した内部に突出するエッジ(21)は、このキャップ(7)の近位端に配置されており、−噴霧器本体(6)の装着位置は、分配口(2)へのこの噴霧器本体(6)の装着位置において、上記平面(13)と上記肩部が、これらの間に、上記エッジ(21)の厚みに合った溝を定めるようなものであり、その結果、このエッジ(21)は、軸方向の最小の自由移動でこの溝に受容されることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項9 請求項7または8の噴霧器(1)であって、噴霧器本体(6)とキャップ(7)は、装着位置において、この噴霧器本体(6)とこのキャップ(7)との間に空間が存在するような、互いの大きさとされ、この空間は、キャップ(7)の遠位部分への横断または回転力の行使を許容し、これらの架橋(26)の破壊を支援するために破壊可能な架橋(26)に張力を及ぼすことを可能にすることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項10 請求項7から9のいずれか一つの噴霧器(1)であって、キャップ(7)の上記横断壁(20)は、キャップ(7)が、噴霧器本体(6)に対して放射方向に動かされたとき、破壊可能な架橋(26)に、軸方向の張力を生成することを可能にする円錐形状を有していることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項11 請求項1から10のいずれか一つの噴霧器(1)であって、噴霧器(1)は、上記噴霧器本体(6)が画定する遠位チャンバ(15)に配置された内部部材(8)を含み、この内部部材(8)は、装着位置において、その遠位端が噴霧器本体(6)の上記遠位横断壁(10)の隣接近傍に至り、一方、近位端が分配口の近傍に至るような長さを有することを特徴とする噴霧器(1)。 請求項12 請求項11の噴霧器(1)であって、内部部材(8)が、−内部部材(8)を受容することを意図された上記チャンバ(15)の部分に、調整された方法で、受容される大きさとされた近位部分(8a)であって、噴霧される製品の流れのための内部近位流路(30)を定める近位部分(8a)、−装着位置において、噴霧器本体(6)の上記遠位横断壁(10)の内部表面に至ることを意図され、遠位部分と上記チャンバ(15)の壁との間に、噴霧される製品の流れのための少なくとも一つの遠位流路(31)を定めるような大きさとされた遠位部分(8d)、−この近位部分とこの遠位部分との間の中間部分であって、その中に、上記近位部分の上記近位流路と上記遠位流路を連通状態に置くことを可能にする、少なくとも一つの横方向開口を配置された中間部分を含むことを特徴とする噴霧器(1)。 請求項13 請求項11または12の噴霧器(1)であって、噴霧器本体(6)は、上記チャンバ(15)の高さの組み付け領域(15b)を含み、上記内部部材(8)は、この噴霧器本体(6)とこの内部部材(8)との組み付けを実行するために、この組み付け領域(15b)と協働することを意図された相補的な組み付け領域(8b)を形成することを特徴とする噴霧器(1)。 請求項14 請求項11から13のいずれか一つの噴霧器(1)であって、製品の流れのための流路は、接線方向の流路が現れる、円筒状チャンバを含み、このチャンバおよび/またはこれらの流路は、噴霧器本体(6)の上記遠位横断壁(10)または内部部材(8)に配置されることを特徴とする噴霧器(1)。 請求項15 請求項1から14のいずれか一つの噴霧器を製造する方法であって、−容器(2)に噴霧器本体(6)を装着する前に噴霧アセンブリ(3)の噴霧器本体(6)にキャップ(7)を装着すること、および、−容器(2)に噴霧アセンブリ(3)を装着できるようにするために、上記キャップ(7)の上記壁(20)に上記力を与えること、の工程を含むことを特徴とする方法。
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引用文献:
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